gluewineのブログ

HSPなReaです🐈🍷身も心も温まるシナモンが入ったあったかいGlue Wein🍷でほっこりブログ

私のHSPの歴史と今

こんにちは。

 

自分がちょっと人とは違うんじゃないか

そんな違和感を覚えてから一年半くらいが過ぎました。

 

勿論今まで、小心者、神経質だの親から言われてきましたし、

確かに異常に人の気持ちをくっみ取ったり、空気がすいすい読めちゃったり、

人からどう見られてるかに気が行きすぎたり、いい子でいることに囚われたり

色々生きづらいと感じるのは日常茶飯事でした。

それでも生きづらい事は私にとって普通であり、

皆もそうやって生きてるんだと思ってました。

 

なので、私の心はちょっと人と違うんじゃないか?

とやっと感じられたのはつい1年半前のこと。

最初に違和感を覚えたのは元彼と別れ話をしている時。

別れ話は誰でも心が揺れる状況ではありますが、

それまでも度々自分の心や頭のざわつきに不安を覚えていたので、

どこかでずっと生きづらさに対する答えを求めてたのもあり、

閃くものがあったのかもしれません。

別れ話の中で私は涙したのですが、この涙に違和感がありました。

自分の悲しさからじゃなくて、

私は彼に感情移入して泣いてるのです。

彼の感情で泣いていると感じたのです。

 

その時に初めて感情移入が異常なのではないか?と疑問を覚えました。

これまでも悲しいテレビ、映画は見れませんでした。心がつらすぎて。

主人公の気持ちになりきり過ぎて、映画中も嗚咽が出るほど泣き、

見終わったあとは心がボロボロで放心状態。

皆も泣いてはいますが、皆も悲しいと言っていますが、

何か違いを感じる、と常々感じていました。

そしてやっと、ちょっと異常そうだぞと気づくことが出来ました。

 

そこで感情移入について調べたところ、HSPにたどり着きました。

人との境目が薄いため、自分の事にように相手の感情を受け取ってしまう。

感性が優れるため、想像力が豊かで、ありありと状況をイメージ出来てしまう。

そんなHSPの特徴が私の異常な感情移入を作り出していました。

HSPの特徴といわれてるもの、どれを当てはめても、

今までの自分の生きづらさにリンクするところがあり

驚き、救われたような感覚でした。

 

いつも自分を責めてました。

弱い自分、上手く出来ない自分、自信のない自分、臆病な自分

人の顔色をうかがう自分、嫌われたくない、小さいことが気になる自分、

全てのHSPの私をネガティブに捉え、嫌ってました。

皆が楽しめるものが楽しめない。

でもそれが私のせいじゃなかったと言われたようで、

私の努力ではどうにもならないものだと知ったことで、

心が軽くなり、空も飛べるような気持ちになれました。

救われた。本当にそう思いました。

私はこれでいいんだ。これが私なんだ。私は悪くなかったんだ。

そう思う事ができました。

 

でもここはただの始まりでした。

じゃあHSPの私を知ってどうするの?どう付き合っていくの?は別の話。

気付いて空を飛べるような気持ちは長く続きませんでした。

勿論HSPという本質が変わるわけじゃないからです。

HSPである自分を認識した。それだけの事。

心、思考の癖は一瞬で治るものじゃありません。

 

それからは沢山の本を読みました。どう付き合っていくべきか。

心理学、仏教、キリスト教、スピリチュアル。

ジャンルは何でもいいと思いました。

どんな自分も許せれば、どんな自分も愛せれば、そこへのたどり着き方は

正直何でもいいんじゃないかと、本を読んで心が救われるのを感じながら、

そう思いました。

 

私は毎回違います。

心が押しつぶされそうになる時、この波は定期的にやってきますが、

自分の心と向き合い、その時に自分に必要な、心が軽くなる言葉を探します。

それが心理学の言葉だったり、キリストの言葉だったり、

もしくはYoutubeを見ててたまたま耳に入った言葉たっだり、様々です。

 

そんな風に常に心の様子を感じながら、

異常を感じた時には立ち止まって心と話し合う。

地道ですが、そんな風にして毎日を過ごしています。

 

HSPだと気付く前と気づく後、どう変わったかというと、

気付く前は漠然と生きづらくて、不安で、怖くて、

でも人ってこんなもんなんだろう。そんな気楽な一面もありました。

 

HSPだと気付いてからは、自分の心の動きを感じ取るようになり、

喜怒哀楽全ての感情に気づき、耳を傾けるようになりました。

自分の不安、恐怖に耳を傾けるのは簡単ではありません。

HSPだと気付く前は見過ごしていた、なんとなくやり過ごしていた不安にも、

立ち止まり、耳を傾けるようになりますから、

こんなにも自分は不安を抱えていたのかというショックと、

その不安とこれから向き合っていくという長い旅を思って

HSPと気付く前よりもストレスに感じる時もあります。

 

でも気付くことがやっとスタート地点。

気付いてからやっと次の一歩が踏み出せますから、

通らなければならない道なのでしょう。

 

もう何十年とHSPと知らず生きてきて、凝り固まったこの思考を

数年で理想通りにしようなんて思わない事です。

もし30年この思考とつきあってきたなら、

30年かけて気持ちいい自分でいられるように矯正していくことです。

焦らずゆっくり向き合っていきましょう。

 

薬とか最新技術で一瞬で思考矯正して、いつでもハッピーでいられる自分

そんなのがあったらいいですけど、

そういうのを求めて危ない道に行く人もいますが、

その幸せは一瞬のものです。

私が求めてるのは一生の幸せです。

そしてその幸せを与えてあげられるのは自分です。

これまでの生きづらい人生を共に歩んでくれた自分が

私を幸せに導いてくれる正体なんです。

 

HSPはどうしても情報過多になりがちです。

人との会話、メール、テレビ等、の一般的な情報から

通常の人が吸収する10倍の情報をHSPは頭の中で処理しています。

なので、まずは自分の疲労や心の声に気付くことです。

それに慣れてきたら、

自分で情報量をコントロールしていくことです。

人と会う頻度、テレビを見る時間、見る番組、SNSの制限。

そのようにして情報を減らしていって、それでも情報過多になりますから、

このようにして自分の思いを吐き出して行くことで、

バランスを保っていく。

 

私もまだまだHSPと知ってから1歳半。よちよち状態ですが、

ここで自分の感情を整理しながら、

HSPの皆さんのためになる情報をシェアしていきたいと思います。

 

私たちは一人ひとり、生きているだけで、祝福されています。

 

Rea🐈🍷