gluewineのブログ

HSPなReaです🐈🍷身も心も温まるシナモンが入ったあったかいGlue Wein🍷でほっこりブログ

ポジティブな諦め

こんにちは。

 

海外に住んでると、なんで?どうしてこうなる?みたいなことが

多々起こりますよね。日本ではありえないのに、みたいな。

配達物がなくなりがちとか、基本手続き系がスムーズにいかない、

問い合わせ中なのに一方的に切られる、

予定の日時に人が、モノが来ない、等々数えきれないほどあります。

いわゆる、マニュアル通りにいかない。

日本人がマニュアル通りのプロなのもありますね。

一方でこちらの人は、よく言えば柔軟性があります。

マニュアル通りにはいかないけど、

あーだこーだいうとなんだか対応してくれます。

どっちがいいとかそういう事ではありません。

 

思った通りに進まない時は、いらいらしたりもしますよね。

なんでこんなことも出来ないの、どうしてこんなことでてこずるの。

うんざりして、日本ではこうはならないのにーってイライラして。

そういう時は思考感情モニタリングをして感情をさばくのも大事ですが、

そもそもその事象に対する自分の姿勢を見直した方がいいかもしれません。

上手くいかない事象に対して意気揚々と立ち向かうのではなくて、

いかに自分が空っぽでいられるかです。

 

イライラするのは、こうあるべきだという概念、思い込みがあるからです。

昨日受け取るはずだったものがいつまでたっても届かない。いらいら。

それは、時間通りに届けるべきだと思ってるから。

友達が待ち合わせから1時間だっても来ない、イライラ。

それは、遅刻はすべきじゃないって思ってるからです。

日本は比較的同一民族、同じような見た目、似たような環境で育ち、

同じような価値観をもって生活しています。

でも海外はそうじゃありません。同じ国の中でも様々な人種、言語、

文化による育った環境の違い、文化や宗教による価値観違いがあり、

まさに多様性に優れています。

似たような価値観の人が集まっているわけではありません。

自分が持っている”すべき””すべきじゃない”という思想が

多様性の中で自分の首を絞めます。

 

 

こうすべき、こうあるべきという思想は、

幼いころから徐々に植え付いた自分の概念、いわゆる思い込みです。

自分以外のものをコントロールしようとしているのと同じです。

事実、自分以外のもので、コントロール出来るものはありません。

電柱に向かって、動きなさいよ!ってイライラしてるのと同じことです。

そんなのもったいないですよね。

そんなことに囚われないで、本来の素敵な自分でいたいですよね。

 

なので大事なのは、いかに空っぽでいられるかです。

事実をただ事実として捉える。

荷物が届かない、なんで、予定時間からもう1時間たってる。

時間通りに届けるべきだ。前もこうだった。

信用ならん会社だ。問い合わせよう、クレームだ!

流れ弾のように事実と思考、概念、記憶という妄想を

混同してストーリを作るんじゃなくて。

荷物は届かなかった。以上です。

事実はそれだけです。

その後どういう思考の使い方をするかは自分で選択します。

 

荷物は届かなかった、もう遅いので明日電話で聞いてみよう。

とてもシンプルになりますね。

だって今いらだったところで、荷物が届くわけじゃないですから。

だったら荷物への執着を手放し、今を安らかに過ごした人は賢明です。

 

空っぽでいるためのコツとしては、諦めも肝心です。

どこかの本で、私はポジティブな諦めという言葉を目にしました。

その本を読んでとても納得したのを覚えています。

例えば荷物が届かないという例であれば、

荷物は無くなってもいい、お金も戻ってこなくてもいい、

私が手に入れるべきものは自ずと手に入るだろう。

お金も必要な分だけあれば十分だろう。

手に入らないのであれば、それは今の私に必要のないものだった。

こんな風に考えると、手に入らなくて焦る気持ちがふっと軽くなります。

 

友人が待ち合わせに来ないのであれば、

私以外のものはコントロールできないから、来るか来ないかは友人が決める事。

どのくらい待つのかは私が決める事。

全ては起こるべくして起こってる。今日は元々こういう日だったんだ。

友人が来るべきという執着を手放せそうですよね。

 

日々色んな事が身の回りで起きますが、

寛容な自分でいたいですよね。

 

Rea🐈🍷