gluewineのブログ

HSPなReaです🐈🍷身も心も温まるシナモンが入ったあったかいGlue Wein🍷でほっこりブログ

感情に権利を

こんにちは。

 

前回のブログで女性性を意識してみようと思う、という事に触れました。

女性性は感覚、男性性は思考です。

素直な肉体を作るため、なりたい自分になるためには、

これまで自分が積み重ねてきた思い込みや、自分にかけている制限、

自己否定に気付いて、どんどん消化していく作業が必要になりますが、

女性性と男性性ではアプローチの仕方が違うように思います。

 

私が今まで行ってきた方法は男性性のアプローチで、

仏教などの教えをヒントに思考を使って感情と距離を取り、

出来事や人の言葉の屈折した受け止め方を改める、正しく受け止めなおす。

そんな方法を取っていました。

割と上手くいっていて、感情に振り回されることは減りました。

 

女性性の場合はどうかというと、感情を感じきる。

でもそれは相手に対して感情的になるのではなくて、

自分の感じた怒り、悲しみ、嫉妬、孤独といった腹から湧き上がる感情を

体で感じきるという感じです。

頭は冷静です。感情に蓋をせず感じきることが目的なので、

怒りがこみあげてきたら目を閉じて、その怒りをじっくり体で感じる。

じっと怒りのエネルギーを感じていると、ふっと途中で外に抜けていきますね。

湧き上がった言葉も口にする。女性性は我慢が禁物なのです。

私の場合面白いのは、じんわり怒りを感じていると、

湧き上がる言葉も、吐き捨てる用に言うのではなく、

なんで、私は?私じゃ役不足なの? なんとなく棒読みな感じ。

ちゃんと口にすることで、自分自身にあなたの気持ちはわかってる、

ちゃんとわかってるよって、伝えてる、なだめてる感じ。

 

人は自然と湧き上がる感情に蓋をするんですね。

怒っちゃだめだ。いい人でいなきゃ。これを言ったら空気を壊す。

気分を害するかもしれない。嫌な奴って思われるかも。

女性性を開花するには我慢は禁物。

素直な感情を感じて、暴言でもいいから湧き出る言葉を口にだして、

感情に権利を与えてあげると、感情は徐々に穏やかになるそうです。

今は在宅勤務なので、どんなに暴言を口にして、じっくり感情を味わっていても

誰にも見られないので、練習にはとてもいい環境だなあと思いました。

 

私の思考の癖でもありますが、

人が褒められると、感情がざわざわし始めます。

どの感情を使おうかと色んな感情がざわつき始めます。

怒り、嫉妬、恐怖、不安、悲しさ、自己否定、自己嫌悪、無価値感などなど。

今までの私であれば、ああ不安なんだね。でも勘違いだよ。

誰も私と人を比較してない、してるのは自分だよ。と自分をなだめました。

でも今日は感じてみました。

どれとも定まらない感情でしたが、その居心地の悪さを感じました。

感じて、波が去るのを待ってから思ったのは、

思考を使ってあれこれ自分をなだめるのと違って、

感情が抜けていった、波が去っていったときの静けさは、

理由なく穏やかなんですね。

自分をなだめずとも、嵐の後は平穏がやってきた。そんな感じです。

 

感情を押し殺すからこそ、その後複雑な思考が働いて、

思考も発言も感情も屈折していくけれど、

湧き出た感情をただ感じるだけ感じきると、

意外と何も起こらないのかもしれません。

ただ注意したいのは感情を感じきった後に、

思考はまた仕事を始めようとします。

なんであんなこと言われた?何が悪かった?

それが思考の仕事ですから。

でもこの思考さえ抑え込めることが出来れば、

思考が妄想であることがわかっていれば、

感情の過ぎ去った後はただただ穏やかそうだぞ、というのが今日の発見でした。

 

自分の心でかかるブロックに気付いて解除してあげる。

今まで教え込まれて、凝り固まった思考、常識、概念、ルールを元に

自分で自分の心にブロックをかけているのが現状です。

心に引っかかりを感じたら、そのブロックを外してあげる。

良いんだよ、感じたままに、湧き上がるままに、感じていい、表現していい。

そうすることでブロックが外れていく。

心と体と思考が繋がっていく。

 

自分の感情に権利を。

それが自分を大切にすることの第一歩。

 

Rea🐈🍷